黒木晃一会長

(一社)宮崎市郡歯科医師会では、「体の不自由な方にこそ健康な歯を!」をスローガンに、お口の病気で新たな障がいを作らないよう、在宅寝たきり者、要介護高齢者、難病者、障がい児者のお口の健康を守り、共に育て、維持することを目指して、今日まで休日在宅診療事業、在宅寝たきり者に対する在宅訪問歯科保健事業など、住民の皆様に歯科医療、保健、福祉事業活動を行ってまいりました。

そして平成14年11月に『九州一の健康福祉都市づくり』の一環として建設される宮崎地域医療センターの一画に、宮崎歯科福祉センターを開設いたしました。

当施設は、障がいのあるために一般の歯科医院で受診が困難な方への歯科治療を行うバリアフリーの障害者歯科診療室と、在宅で寝たきりのため、通院が困難な方への訪問歯科診療、歯科保健指導の専門家を派遣する在宅歯科医療連携室を併設しております。

どなたでもお気軽にご相談、ご利用ください。社会的に弱い立場の人がいかに暮らしやすいかが、その都市の文化のバロメーターと言われています。

私共歯科医師会は、今後も歯科医療に従事する立場から、安心して暮らせる都市づくりと、ノーマライゼーションの普及、浸透に励んでいきたいと考えています。

(一社)宮崎市郡歯科医師会
会長 黒木 晃一